あなたが建てたい家の基準は何ですか?
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あなたが建てたい家の基準は何ですか?

ひろしまの家編集部
2018.05.28
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こんにちは!住宅ライターの箕岡智子(ともこ@住宅ライター)です。

突然ですが、問題です。

 

家づくりを進める上で、次のどちらの人が失敗しにくいと思いますか?

 

Aさん:とりあえず、展示場へ行って情報収集しよう!

 

Bさん:まずは、自分たちの要望をまとめてみよう!

 

 Photo by Gus Ruballo on Unsplash

 

 

正解は、Bさんですね。

Aさんだと思った人は、今回、とくに読み進めていただきたい内容です。

 

なぜなら、とりあえず展示場や見学会に出向いていくAさんタイプは、「この家の雰囲気いいな」「あの家のデザインもいいな」と目移りして、疲れてしまいがち。

結局、どこの何が良かったのか、分からなくなるパターンが多いようです。

 

一方、要望をまとめているBさんタイプは、的が絞れているので、無駄なエネルギーを消費しません。

家族会議を開くなど、要望をまとめるまでの時間はかかるかもしれませんが、明確な基準があるのでブレなくて済みますよね。それに、基準というお守りを持っておけば、言葉巧みな営業トークにも惑わされずに済みます。

 

こんな感じに↓

 

営業マン「うちの家は、こんな特徴があるんです。」

 

あなた「そうですか。でも、基準を満たしてないんで結構です。」

 

 

では、これからの家づくり、一体なにを基準としておけば失敗しないのでしょうか。

こちらのデータをごらんください。

 

 

 

引用元:旭ファイバーグラス > お役立ち情報 > 家づくり見える化プロジェクト⑤(住んでからの生活の見える化)

 

 

グラフの上位をよ~く見てみると、性能面の問題だということが分かります。

 

ということは、性能についての基準を持っておけば、住んでから後悔しないで済むのではないでしょうか。

 

この基準としたい性能は、実は、見える化されているものばかりです。早い話、その基準となる数値さえ覚えておけば、グッと絞り込みできるというワケですね。

 

(現にBELSという、建築物省エネルギー性能表示制度があります。詳しくはまた別の機会に!)

 

ということで今回は、住宅性能3点セットである「耐震・断熱・気密」についてご紹介します。

まずは、抑えておきたいチェックポイントです。

 

 

【家づくりをはじめる前にできること】も参考に!

 

耐震という備え

 

これまで、広島では大きな地震が少なかったとはいえ、今後、大地震がまったく起こらない訳ではありませんよね。現に、首都直下型や南海トラフは、いつ起こってもおかしくないと言われています。

なので、「家壊れたけど、ローンある」にならないよう、備えておきたいのが耐震です。

 

耐震には、耐震等級という耐震の性能を表すものがあります。私たち住まい手が、判断しやすいように国が作ったものです。

 

耐震等級とは、建物の強さ(壊れにくさ)をランク付けしたもので、等級1から等級3まであるのですが、絶対に基準とするべき等級がそこにはあるんです!

 

理由をこれからご説明しましょう。

 

 

参照:一般社団法人 住宅性能評価・表示協会>地震に対する強さ(構造の安定)

 

 

このサイトによると、数百年に1回起こるかもしれない地震は、東京で震度6強~7(阪神・淡路大震災レベル)とされています。

 

簡単にいうと、等級1~3の違いは、この規模の地震が発生した時の壊れ具合だと思ってよさそうですね。

 

  • 等級1

震度6強~7の地震が発生した時、すぐ倒壊しないけど、損傷がひどくて大改修や建て替えしないと住めないよ、というレベル。

 

  • 等級2

震度6強~7の地震が発生した時、倒壊はしないし、ある程度の補修で住み続けられるよ、というレベル。

 

  • 等級3

震度6強~7の地震が発生した時、倒壊はしないし、わずかな補修で住み続けられるとよ、というレベル。

 

 

等級1は、「すぐ倒れないから、下敷きになって死んでしまうことはないけど、家は住めるような状態じゃない。住宅ローンは残ってるけど」の状態です。

 

ということは、建築基準法を満たしてはいるけれど、等級1を避けた方がいいのは、なんとなくお察しいただけたと思います。

 

「じゃあ、等級2でいいねー」となるところですが、熊本地震を思い出してください。震度7が2回発生しましたよね・・・。

 

ここで、お得な情報をお知らせします。

 

等級3だと、地震保険の保険料が50%0FFになる保険会社もあるんです。

半分のお金が浮くということになりますから、驚きです。

 

保険会社というのは、あらゆるリスクを計算して保険料を算出しています。何県に住んでいるのかで、あからさまに保険料が違うので、検索してみてください。

 

そんなシビアな保険会社が、保険料を50%も割り引くということは、等級3に対する信頼度が高いということが見て取れます。

 

等級3にするためには、ご想像とおり建築費や申請費などが上乗せになります。でも、長い目で見ると、保険料だけでプラマイゼロになる金額のようです。

 

なにより重要なのは、安心・安全であること。

はじめにお伝えしましたが、耐震とは備えです。もしもの災害、家族の命とその後の暮らしを考えると・・・おのずと答えは見えてきますね!

 

 

基準その1:耐震等級3

 

 

 

断熱がもたらす幸せ

 

高断熱住宅にすると以下のようなメリットがあげられます。

 

  • 健康的に暮らせる
  • 冷暖房費が抑えられる(省エネ)
  • 遮音できる

など

 

このようなメリットは、広く知られつつあります。

これから電気代は上がるばかりですし、私たち住まい手は、省エネに対する意識が高まっていますよね。

 

それに応えるよう「夏すずしく冬あたたかい、高断熱な家」といったキャッチコピーを掲げる会社も多くあります。

 

でも、どこかがら高断熱と呼べるのか、ご存知ですか?

 

安心してください!断熱性能も、耐震性能と同じように、UA値(外皮平均熱貫流率)という数値で見える化されています。

 

UA値とは:建物内外の温度差が1℃の場合の部位ごとの熱損失量の合計を外皮等の面積の合計で除した値をいいます。UA値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高くなります。

 

引用元:ホームズ君「よくわかる省エネ」トップ>平成25年省エネ基準 改正の概要とポイント

 

 

このUA値には、日本を8つに分けた地域区分があります。

 

引用元:「住まい」から目指す幸せなエコライフよくわかる住宅の省エネルギー基準 一般社団法人 日本サステナブル建築協会

 

 

上の表(「住宅の省エネルギー基準」における地域区分)を見ると、広島県は4~6という区分になっています。

下の表(地域ごとに定められた外皮の基準値)の広島県の地域区分である4~6を見てみると、0.75~0.87というUA値が記されています。

 

この数値は、H28基準といって、2020年に義務化される基準値です。

これをクリアすれば高断熱になるのかというと、そうではありません。

実は、国が定める最低ラインにすぎないのです。

 

では、何を水準にしたらいいのかというと、ずばり、ZEH基準です!

 

ZEH(ゼッチ)は、ここ最近よく耳にするようになりましたね。

ザクッというと、ZEHとは、消費するエネルギーを、省エネと創エネで、プラマイゼロにしましょうという取り組みです。

 

そのZEH基準のUA値と、H28基準を見比べてみましょう。

 

 

ZEH基準を見てみると、広島県の地域区分である4~6の地域は、0.6以下となっています。わずかではありますが、H28基準よりも高い水準(高断熱)になっていますね。

 

2018年現在、UA値はまだ義務化されてはいません。でも、どうせ建てるなら、ZEH基準を当たり前にしている会社がいいですよね。

 

基準その2:UA値0.6以下

 

理想とするUA値には、ZEH基準のさらに上をいくHEAT20という水準があります。高性能住宅を目指したい人は、ぜひぜひ、参考にしてみてくださいね↓

 

http://www.heat20.jp/grade/index.html

 

 

忘れちゃいけない気密!

 

耐震と断熱に加えて、覚えておきたいのが気密です。

 

気密は、C値(隙間相当面積)という数値で表されています。

このC値も小さければ小さいほど良くて、高気密と呼ばれるのは1.0以下だと言われています。

 

そして、このC値は、家にどれだけの隙間があるのか調べるための「気密測定」をすると分かります。

 

引用元:しおた工務店モデルプロジェクト

 

 

でも、このC値、少しネックなことがあります。

 

実は、法的な基準値がないんです。昔はあったのですが、今はなくなりました。

なので、「気密はそこまで考えなくていい」という会社が実際にあります。

 

つい先日の取材で、まさにそのような会社に出会いました。

なぜ気密測定が必要ないのか自論を主張されていました。まとめると、施工に自信があるからとのことでした。

だからといって、気密測定は必要ないということになるのかな?と疑問に感じました。

だって、どんなにスーパー大工さんがいたとしても、100%完璧な工事ができるとは限らないですよね。

 

そもそも、なぜ気密が必要かというと、まず第一に「隙間風が入ってくると、寒い」から。簡単な話ですよね。

 

Photo by Willian Justen de Vasconcellos on Unsplash 

 

 

それに、気密がきちんととれていないと、断熱材の効力を悪くしたり、場合によっては結露が発生し、建物が腐ってしまう可能性があるとされています。

 

だから気密は大切なんですね!!

気密測定をしているのか、または、「気密測定してほしい」というオーダーを受けてくれるのかも選別のひとつだと思います。

 

基準その3:C値1.0以下

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?住宅性能3点セット「耐震・断熱・気密」。まずは、知っておきたい住宅性能の基本です。

こういう性能を発揮させるのも、させないのも、結局、施工次第という側面もあります。いかに丁寧に、住まい手のことを考えて工事してくれるかも大切なチェックポイントです。

マメに現場へ足を運んで、大工さんとコミュニケーションをはかるのも一つの手段かもしれませんね!

 

「基本は分かった。それで、性能のいい会社はどこなの?」という人は、ひろしまの家相談カウンター住もうよに相談してみてくださいね。それでは、次回もお楽しみに〜!

 

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