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2018年がスタートして早くも1ヶ月が経とうとしています。
お店はセールで軒並み賑わっていますね。
皆さんもお得な服や小物をゲットできましたでしょうか。
欲しかったモノだけでなくお得な価格をみてつい買ってしまったモノもあるのに
クローゼットに入れる場所がない!という方に
使いやすいクローゼットにするためのコツをお伝えしたいと思います。
・持っている服を把握する
自分の持っている服をすべて把握していますか?クローゼットにギュウギュウに詰め込まれていては分からないので、まずは一度すべて出してみましょう。「全部出す」と聞いて面倒だと思った方はご自身でもたくさんあると認識しているということなので、なおさら全部出して持っている服を再確認してみてください。
・ 服を持つ基準を決める
クローゼットから出した服を1点ずつジャッジして要・不要(着る・着ない)を判断していきますが、その時基準を決めていないとほとんどの服を残す事になってしまいます。
なぜなら破れたり汚れたりして着られない服以外はほとんどが着られる服だからです。
「いつか着るかも」「もう着ないけど高かったから捨てられない」など残す理由がどの服にも当てはまります。自分で判断しやすい基準を決めてみましょう。
①優先順位を決める
仕事をされている方なら通勤や会社で着る服がメインになるでしょう。お子さんがまだ小さいなら動きやすい服を着る事が多かったり、アウトドアが趣味の方ならスポーティな服が多かったりするでしょうか。自分がどんな服を着る事が多いか考えて、それ以外の服は減らすというようにどんな服を優先して残すかを基準にします。
②使用頻度で決める
よく着る服、なぜかあまり着ない服があると思います。あまり着ない服には着心地が悪い、似合っていない、お手入れが面倒など着ていない理由があるはずです。
「高かった」「あまり着ていないからまだ新しい」などではなく、着ていない理由を考えた上で本当にこの先着る機会があるかを判断基準にします。
③収納に合わせる
服を置いておく場所には限りがあります。クローゼットの中に入るだけなど収納に合わせて残す服を決める方法です。クローゼットだけでは収まらないという方も別のポールを用意してそこにかかるだけというように範囲を決めたり、ハンガーの本数を決めたりして持つ枚数を基準にします。
・今の自分に似合っているか
痩せたら着よう、また流行がきたら着よう、と思って置いている服はありませんか?以前私もそう思って何年も置いている服が何着かありました。その中で痩せたから、また流行が来たからと着た服は一着もありませんでした。服は歳を取りませんが残念ながら私は確実に年齢を重ねていました(笑) 何年も前の服は今の自分に似合っていなかったのです。
長年置いてある服を手放すか悩んだら、是非一度着てみてください。今の自分に似合っていれば今日からでもレギュラーの仲間入りにしてください。もし似合わなかったり、今の自分の趣味でないと感じたりしたら手放す機会ととらえてはいかがでしょうか。
クローゼットを使いやすくするためには、まず着る服と着ない服を分けるということが大事になります。着ない服で思い出などどうしても置いておきたい服以外は「売る・あげる・処分する」のいずれかの方法で手放します。
次回は使いやすいクローゼットにするための収納についてお話したいと思います。
整理収納アドバイザー
岡谷 麻紀子(おかや まきこ)