余白があるからどこまでも進化する。ただ車を停めるだけでは面白くない!!隠れ家のようなガレージハウス。
完成品のガレージでは手を加える楽しみはない。造り込むのはガレージを使うお施主様。綺麗に統一された余白。それに本物の部材。器はこれだけで十分。これから使っていくにつれて進化していく。これが「ワン・オフ」であり「住むを楽しむ」ステージだと思う。
価格:~4,000万円
タイプ:その他
構造:木造軸組 重量鉄骨
間取り:3LDK+ガレージ
施工会社:有限会社八重製材所
施工期間:6か月
敷地面積:~30坪
延床面積:~40坪
あえて造りこまない。住まい手が好きにレイアウト出来る空間を造った。
男性の憧れ。ガレージ内に書斎を設けることで趣味の世界に浸かる事が出来る。
ここは来客や、お友達が来られた際のコミュニティースペース。もう一台車を停めてしまいそうなスペースだが、この無駄な空間こそがこのガレージの表情を豊かにする。
書斎で一息つきながら自分だけの空間を眺められる。
あくまでもシンプルに邪魔にならないように造ったこの書斎はその時々の趣味を反映させるキャンパスとなる。
このスチールドアが何とも言えない雰囲気を醸し出してくれる。丁寧に造りこんだそれとは違いいい意味でチープさが緊張を和らげている。
アジアンテイスト、北欧、現代アート、などなどなんでも寛容に受け入れてくれるのがこの「隠れ家ガレージ。」だと思う。
規格化、あるいは形式化された住まいに対し、
ワン・オフ(一度限りの製造)で制作する、フィーリング重視のスタイリング。
それが八重製材所からの新しい提案です。
合板がむき出しになった天井、下地材に塗料を塗っただけの壁、露出した電気配線。
あえて仕上げを省いたラフなテイストは、ある種不完全。
だからこそ、自分たちで好きなようにアレンジしていく、
そして、家族の成長とともに家も成長していく、
そんなワクワクがたくさん詰まった家です。
整えられた美しさは人を魅了するし、セオリー重視の安定感も嫌いじゃない。
でも、隙があるのも面白いじゃないですか。
“住むを楽しもう”
新しい家づくりのキーワードです。