住み続けたい人9割以上!利便性高く教育環境も充実
JR広島駅まで電車で約5分、ラッシュの時間帯も広島市内中心部までのアクセスがスムーズで、利便性の高さから「住みたい街」として人気が高い府中町。中四国最大級の商業施設「イオンモール広島府中」など生活に便利な環境と、空城山公園など自然に触れ合いながら思いっきり遊べる豊かな環境が共存しているのも魅力だ。また町は、子育て支援にも力を入れており、子育ての悩みを気軽に相談できる窓口「ネウボラふちゅう」を町内2カ所に設置し、専門の相談員を常駐。子ども連れでのお出かけが楽しくなる特典付きの「イクフレカード」も発行している。こうした環境が府中町の魅力向上につながり、マイホームを検討する子育て世帯から注目度が高まっているようだ。
買い物で最も利用するエリア「 広島都市圏2年連続首 位」となった府中町(中国新聞社調べ。写真:イオンモー ル広島府中)
府中町に住みたい人へ子育て世帯へのリフォーム補助
子育て世帯の住宅リフォーム費用の一部を補助(上限30万円)。補助金とセットで【フラット35】子育て支援型を利用することが可能。また、創業支援として、サテライトオフィスや事業所を開設する際の家賃、通信費を補助する制度や先輩事業者への相談制度もある。
夢や志を育む環境を教育環境の整備
小中学校が連携した英語授業の実施や、中学生への英語検定料助成など英語教育に力を入れている。また、小中学校全校での自校給食の提供(県内唯一)や普通教室へのエアコン完備など環境整備を進めるとともに、「コミュニティ・スクール」にも取り組んでいる。
子育て中のパパ・ママを手厚くサポート
子育て相談窓口「ネウボラふちゅう」の他にも、子どもたちが遊び・スポーツを気軽に楽しむことができる児童センターや親同士の交流もできる子育て支援センターなど施設が充実。子ども医療費を小学校6年生まで拡充するなど、手厚いサポートも行っている。
【希望のエリアでマイホーム】を叶えるためには
「マイホームを建てるなら、便利で暮らしやすいエリアに」と考える人は多いが、そうした地域は人気が高く、なかなか思いどおりにいかないもの。2年連続で地価上昇率が県内第1位で、住宅着工戸数も伸びている府中町もそうした地域の一つといえる。(広島県調べ)そこで「人気エリアでマイホーム」を実現するためのコツについて、広島県宅地建物取引業協会副会長で、府中町で長年、不動産動産会社を営む池元孝美さんと全期間固定金利の住宅ローン「フラット35」を提供する、住宅金融支援機構の久保薗知美さんに、ポイントを伺ってみた。
人気エリアでの土地選びにはいち早い情報入手がカギ
「府中町は、利便性の高さがすでに共通認識され、土地の人気は高いが、物件が少ないために供給が追いつかないのが実情」と池元さん。それでも希望するエリアで住まいを手に入れるには、情報をいち早く入手することが肝心。池元さんによれば「良い物件はネットや広告に出た時点ですでに買い手が決まっていることが多いので、地元の不動産会社を回って希望条件を伝えておくのが得策」とのこと。好物件の情報が早く入手できるほか、希望エリア以外でも条件に合った物件を紹介してくれるのも地元業者の強みだ。
リフォームを視野に、希望の土地を手に入れるという選択も
久保薗さんによると「今は低金利だが、日銀による長期金利上昇の容認を受け、住宅ローン金利の先行きに不透明感が出てきた。そのため相談会では悩まれていても、最終的には長く借りるなら全期間固定金利が安心と言われることが多くなった」とのこと。そんな中、府中町では、住宅金融支援機構と協定を結び「新築は難しいけれど、中古戸建てを買ってリフォームなら可能かも」と考える子育て世帯向けに、当初5年間の借入金利を年.25%引き下げる全期間固定金利の住宅ローン「フラット子育て支援型」の利用を可能にした。(利用には諸条件あり)「昔に比べて、中古住宅への抵抗感が減り、立地条件重視で中古住宅を購入し、リフォームを希望する人も増えてきました」と久保薗さん。池元さんも「建物は年数が経つと価値が変化するが、土地は残る。将来を考えて資産価値のある土地を手に入れることも大事ではないか」と教えてくれた。