ご夫婦と高校生の長女3人家族。3人が適度な距離感を保ちつつ、自然素材を使った住まいを望んだK様ご夫婦。また奥様が重視したのは「植物愛」。育てている植物たちが元気でいられるよう、1番陽当たりの良い場所を提供することだった。南向きのリビングの一角は、水や土がついてもいいようにタイル張りに。そこからテラスにも直結しているため、植え替えや水やりなどの作業も簡単。黒いアイアンを使ってハンギングできる空間も作った。
大喜さんの他の物件を見学したとき、木の家が持つ温かさを感じました。実は他社の工務店も検討したのですが、大喜さんの木に対する向き合い方というか、情熱に感激。担当者さんとも価値観が合い依頼しました。
タイプ:和風・和テイスト
構造:木造軸組
間取り:5LDK
施工会社:株式会社大喜
施工期間:5カ月
敷地面積:~30坪
延床面積:~30坪
無垢の木を大胆に使った外観。「気が本来持っている色や質感を表現したかったんです」とご主人。和の雰囲気も持ち合わせている
洗い出しという技法を用いた玄関アプローチ。格子によって外からの視線をさりげなくカット
床の杉材は節目のあるものに。南向きの吹き抜けから得る風や日照がとても心地良い。テレビ台の下に床下エアコンを設置し冬は足元から暖かく
「家の一番良い場所は植物用なんです」と笑う奥様。「これからもっと緑を増やしていきたい」と夢が膨らむ
キッチンの床にはフロアタイル。背面収納は大喜の造作
柿の木の1枚板を使ったトイレカウンター。その下に間接照明を設置して高級感を醸し出している
「木の自然なままの姿を楽しみたい」とご主人の希望で梁や柱をダイナミックに見せる設計に。窓際にはキャットウォークも
南向きに設けた室内物干し場。その場でたたみ、クロゼットに収納できるので衣類の管理がラク
洗面室、クロゼット、物干し場の動線が直結している。洗濯だけでなく朝の身支度もここで完結する
階段を上がった2階の廊下に洗面台を設置。陶器の洗面ボウルとホワイトのタイルにこだわり
「住めば住むほどに愛着を育み、家族のいる楽しい空間に帰りたくなる」そんな住まいを理想と考える大喜。同社は「木のぬくもりをふんだんに実感できる高品質な住まい」「健康に配慮し、建具や建材に自然素材を使用した住まい」「通風・採光を計算し、快適をより一層高めた住まい」といった、家族のあたたかいつながりを重視した住まいづくりを提供している。さらに、奥様はキッチン、ご主人はお風呂など、お気に入りの空間にこだわりを取り入れることで、家族それぞれに癒やしの空間がある。そんなプランを大切にしている。