老舗の京染店を営んでいたH様。当初、大きな家屋をリノベーションすることも考えたものの、お母様と娘さんの2人暮らしに合うシンプルな住まいを新築することを決め、大喜を訪問。親子2人で過ごしやすい空間にするため、平屋であること、そしてワンルームのような家にしたいという要望を伝えた。白を基調にした内装、娘さんが趣味で収集しているアート作品を飾るスペースが欲しい、というのも大きなポイントの一つだった。モデルルームで木の香りに癒されたというH様。素足で過ごせるよう、肌触りの良いスギ板の床材を選んだ。「塗装もDIYで部分的にやらせてもらったので、ますます愛着が湧きました」。イメージだけを伝え、ほぼお任せで住みやすく使いやすい家ができたという。今日も親子の笑い声が木の住まいに響く。
難しい注文も親身になって聞いてくださり、シンプルに暮らしたいという自分たちのライフスタイルにぴったりの家ができました。収納スペースも多くて、実はまだ使っていないところも沢山あるほどです(笑)
タイプ:和風・和テイスト シンプルモダン
構造:木造軸組
間取り:2LDK
施工会社:株式会社大喜
施工期間:5カ月
敷地面積:60坪以上
延床面積:~30坪
黒い石州瓦にそとん壁の町家風の外観。格子をあしらったデザインが旧街道の歴史ある町並みに映える
玄関の床は洗い出しで掃除等のメンテナンスもい容易。壁にはアフリカの若手アーティストの作品が
どこにいても互いの存在を感じられル。ワンルーム感覚の広々としたリビング。床下エアコンが快適でほぼ年中素足で過ごす。絵のために設えた間接照明が、お気に入りのドラクロワの油彩の魅力を際立たせる
I型レイアウトのシンプルなキッチン。よく料理をされるお母さまも使いやすいように配慮した
お母の居室は畳に床の間で和テイストに仕上げた。木目調の壁面でリビングの統一感を演出
「住めば住むほどに愛着を育み、家族のいる楽しい空間に帰りたくなる」そんな住まいを理想と考える大喜。同社は「木のぬくもりをふんだんに実感できる高品質な住まい」「健康に配慮し、建具や建材に自然素材を使用した住まい」「通風・採光を計算し、快適をより一層高めた住まい」といった、家族のあたたかいつながりを重視した住まいづくりを提供している。さらに、奥様はキッチン、ご主人はお風呂など、お気に入りの空間にこだわりを取り入れることで、家族それぞれに癒やしの空間がある。そんなプランを大切にしている。