シンプルな空間のわが家にすることができて、とても大満足です。
手に入れた3LDKの中古マンションをリノベーションするにあたり、まずは間取り変更をプランニング。生活のメインスペースとなるLDKを、隣の和室を一続きにし、クローゼットを少し縮小して広々としたLDKを創出した。
ここの雰囲気はあくまでシンプルさを求め、モノトーンを基調としながら、加湿器やティッシュボックスなどの調度品は奥さまの好みで鮮やかな色合いをセレクト。どっしりとしたソファやローテーブルなど、どれもこだわりをもって選んだ家具が空間にぴったりマッチしている。
一方、寝室はシンプルモダンなLDKの雰囲気とは異なり、オレンジ系でまとめられた温もりの空間。「温かみのある雰囲気にしたかった」というご主人の意向により、アジアンテイストを感じるコーディネートで仕上げられた。
寝室の隣に設けられた一室もまた雰囲気がガラリと異なり、こちらは多趣味なご主人の道具を収容する部屋。
白と黒の床材をストライプ状に配した、インパクトのある配色が目を引き、サーフボードやスノーボードなど長いものは、壁に掛けたり、天井近くにつっぱり棒を渡した上に乗せるなどして収納を工夫している。
結婚して間もないKさん夫婦は、自宅購入を決意したものの、県外にあるご主人の実家に帰るとなった場合は売却の可能性があることから、売却する際に有利となる条件を優先して物件を探し始めた。同時に、「最初から新築物件を手に入れるのは早い」という考えと、「自分たちの好きな雰囲気や使い勝手の良い住空間につくり変えやすいように」という目的があったため、中古に絞って物件を探すことに。マエダハウジングは、以前からご主人の仕事上の取引先であり、物件探しも手伝ってもらったという。
その結果、Kさん夫妻は偶然、マンション最上階の角部屋という中古物件に巡り会う。JRやバスなど交通は至便。病院やスーパーにもほど近く、教育環境の良さや通勤の便利さも文句なし。さらに、目の前が公園のため、高い建物で視界や日照が遮られる可能性がゼロに近いといういくつもの好条件を兼ね備えた、ほぼ理想的な物件だった。予算的にも納得できるもので、思い切ったリノベーションができるという確信が得られたことから、Kさん夫妻はこの物件を購入した。
価格:~500万円
タイプ:-
構造:-
間取り:-
施工会社:株式会社マエダハウジング
施工期間:1カ月
敷地面積:~30坪
延床面積:~30坪
テーブルも椅子も黒で統一することで、白を基調とした空間が引き締まって見えるダイニングスペース。カウンターのある窓のカーテンだけ白にしたのもご主人のセレクト
キッチンカウンターの背後には造りつけられた収納スペースが。下にはゴミ箱が収まり、上から下までロールスクリーンで目隠しできる
ベランダにはウッドデッキパネルを並べ、自転車置き場&ご主人の喫煙スペースになっている。
サーフィンやゴルフ、スノーボード、ギターなど、多趣味なご主人が使う道具を収めた部屋。大きなサーフボードやスノーボードは、天井近くにつっぱり棒を渡し、その上に乗せて収納。リフォームが終わって生活がスタートした後に思いついたというご主人のアイデアで、デッドスペースを見事に有効活用している。写真では見えにくいが、床板は白と黒がストライプ状に張られ、遊び心がいっぱい。窓の外にはパター練習用の小さなグリーンもある
カーテンや壁紙の色合いが温もりを感じさせる寝室。床の色は黒に近いブラウンにし、落ち着いた雰囲気を醸し出している
トイレも今回のリフォームをきっかけに多機能なINAX製にチェンジ
浴室はクリーニングのみ行い、脱衣所の壁や収納扉はグレーの市松模様風にしてさらにモダンな雰囲気に