大好きな物語をテーマにした家で、家族がまとまり、未来を刻んで聞く
ここは、ご主人の祖父母が暮らしていた築50年の古家があった場所。賃貸マンションに暮らしていたT様ご家族は、家族が増えるにつれ手狭さを痛感し、古家を建て替えることを決めた。施工はフリーペーパーで見た施工例のデザインが気に入ったマエダハウジングに依頼。「デザインに決まったパターンがなく、自分たちのやりたいことがカタチにできそうな期待感がありました」と奥様は話す。オシャレなカフェ風の空間をめざしたLDKの床は、無垢のパイン材を少しピンクがかったブラウンで塗装。パインの集成材を使った窓枠やシナベニヤのオリジナル建具を備えたキッチンの背面収納などを採用し、木の温かみに溢れる心地よい空間に仕上げた。また、構造梁を表しにして天井高を上げ、広々とした開放感も演出する。お子さんが小さいうちは1階部分のみで生活できる機能的な間取りがご夫婦の希望。LDKに隣接した和室を当面の主寝室とし、回遊できる生活動線や水回りを集約したコンパクトな家事動線も実現した。
ご主人たっての希望で2階の主寝室には、造作のカウンターを備えた小さな趣味部屋を隣接。もともとものづくりが好きで、賃貸暮らしの時にはできなかったDIYに没頭するのが休日の日課になった。本棚や収納箱など次々に作品を完成させている。
価格:~1,500万円
タイプ:-
構造:-
間取り:-
施工会社:株式会社マエダハウジング
施工期間:-
敷地面積:~30坪
延床面積:~30坪
外壁は耐久性の高いサイディング。マットな仕上げの洋瓦を使った屋根や無垢材の玄関ドアなどを採用し、れんが風のタイルも手伝って南欧風な雰囲気も感じさせる
存在感抜群の無垢材を使った玄関トビラ。「家の顔になる玄関トビラは、どうしても無垢材にしたかった」と奥様。照明は愛らしいマリンライトをセレクト
げた箱は造作。
玄関にはげた箱とは別にシューズクローゼットも設置。お子さんのヘルメットを収納できるフックも造作し取り付けた。三輪車など大きめのものもすっきりと収納できる
「子どもが成長しても顔を合わせられるように」とご夫婦の希望でリビング階段を採用。天井高は2m50cmが主流だが、構造梁を表しにたことで2m70cmまで上げることができた
奥様が憧れていたという無垢材の床。「男の子2人なので、キズやへこみもできますが、それがまた味になっていいなと思います」と奥様。素足で過ごす心地よさを実感している
背面収納のトビラはシナベニアを使ったオリジナル建具。収納は家電やゴミ箱などのサイズを計って、すっぽりと収まるように造作した。空間をすっきりと見せるフラットな対面キッチンを採用
2階の子ども部屋は、将来2部屋に間仕切ることができる造りに。お子さんが小さいうちは広々と使えるプレイスペースとして利用している。天井のクロスやカーテンは奥様が好きなブルーでコーディネート
陰影が美しい玄関ホールの照明は奥様がセレクト。
玄関ホールから、洗面室、LDK、和室へとそれぞれの空間につながる機能的な生活動線を実現する