総費用の目安って計算できないの? 平均坪単価がわかればできるティ。家の規模やグレードを確認する際に参考にするティ。例えば、平均坪単価60万円、建坪50坪の家を建てた場合、60×50=本体工事費3000万円ティ。本体工事費を総費用の75%としたら、3000÷75%=総費用は約4000万円になるティ。(別途工事費は680万円前後、諸費用は320万円前後)下のグラフを参考にするティ。 ローンを借りようと思うのですが…。 その前に、現在の資産状況を確認するティ。ちゃんとしたマネープランを立てないと危険ティ。「一生に一度の買い物だから…」と、理想を追い求めて予算を超える家を建てた結果、ローン返済で生活が苦しくなったりしては、元も子もないティ。早速、下の計算表を埋めてみるティ!預貯金額、株式などの証券額(現時点の価格で)、貯蓄目的の保険(満期保険金や解約返戻金)の自己資金から、不足の事態に備えての生活予備費、学費、老後資金などの取り分け額を引き、親からの資金援助があればそれも記入してほしいティ。 住宅ローンっていくら借りられるの? 気をつけなければいけないのが、「いくら借りられるか」ではなく、「いくらなら返せるか」だティ。住宅ローン借入額の上限は、一般的に「本体工事費」と「別途工事費」を合計した取得価格の8割ティ。諸費用の支払いと、頭金2割(売買契約手付金、工事中間金など)は自己資金で用意する必要があるティ。 家ってどこでも建てられるの? それは違うティ。家の大きさ、道路の幅などによる法律規制があるティ。下の表のように、建築基準法によって、建築できる建物の種類、大きさ、高さなどが制限(「用途地域」)されていて、それぞれに建ぺい率(敷地面積に対する建物面積の割合)や容積率(敷地面積に対する延床面積の割合)が決まっているティ。だから、土地の用途地域を事前に確認しておかないと、新しい建物が建てられない、建物の大きさに制限があるなどのトラブルが生じるティ。詳しくはパートナーに聞いてみるティ。 注意すべき点を教えて! 住宅ローンはパートナーとの契約前に選ぶティ。万が一、審査が通らなかった時を考え、事前審査を受けるといいティ。住宅ローンは、長い期間にわたっての返済なので、必ず複数の金融機関に相談し、総合的に比較検討ティ! |
![]() 広告でよく見る「本体価格」って? 本体価格とは、建物本体の費用のことティ。ここで間違ってはいけないのが、これだけでは家は建てられないってことだティ。他に、「別途工事費」、「諸経費」、さらに入居後にも税金を支払わなければならないなど、建物以外にもお金はかかるのだティ。 「別途工事費」、「諸経費」って 「別途工事費」は、全体の15~20%、「諸経費」は、全体の5~10%を占めるティ。「別途工事費」は、解体工事、地盤が軟弱な場合の地盤工事、外構工事、上下水道やガス、電話工事などティ。状況に応じて必要なので、突然の出費も予測しておかなきゃいけないティ。また、「諸費用」には、印紙代、ローンの手数料、引っ越し、地鎮祭・上棟式、土地・建物の登記、火災保険料など、様々なものがあるティ。さらに、土地を買うなら土地代もかかるティ。 法律ってよくわからないし、 そんなに心配しなくても、不安や疑問があればパートナーに相談すればいいティ。他にも、斜線制限、高さ制限、日影制限、優れた景観や街並みを守るための制限や、敷地と道路の「接道義務」(道路の幅が4m未満の場合、道路の中心線から2m敷地の縁を後退しなければならない)など、様々な法律規制があるから注意するティ。 固定金利と変動金利のどちらがお得? 一般的には、低金利の時には固定金利、高い時には変動金利が良いティ。でも、住宅ローンは「低い金利で借りて早く返す」のが大原則!前者は、安定した返済計画を立てやすいが金利が高め。後者は、金利が低めで金利が下がれば負担が減り、上昇時は負担が増え、返済計画が立てにくいティ。長所・短所を理解し、ライフプランに合ったものを選ぶティ。 |
用途地域区分 | 建ぺい率(%) | 容積率(%) | |
住居系 | 第1種低層住居専用地域 | 30 40 | 50 60 80 |
第2種低層住居専用地域 | 50 60 | 100 150 200 | |
第1種中高層住居専用地域 | 30 40 | 100 150 | |
第2種中高層住居専用地域 | 50 60 | 200 300 | |
第1種住居地域 | 60 | 200 300 400 | |
第2種住居地域・準住居地域 | 60 | 200 300 400 |