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リセットしやすいリビングの片付け
リビングを普段どのように使っていますか?
家族が集まってテレビを見たり、子どもの遊び場だったり、家事を行う場所でもあるかもしれません。
各家庭によってリビングの役割は違っています。
自分の家のリビングでどう過ごしたいか、何をするのかを考えてみましょう。
リビングの役割を考える
基本的にはリビングは家族の共有の場所ですが、個人個人で楽しんだり作業したりする場所でもあります。
・家族がゆっくりくつろぐ場所
・趣味や家事を行うスペース
・来客をおもてなしする場所
など、役割は色々あり、何をするかによってリビングに置くモノが決まってきます。
収納はグループに分ける
家族共通で使うモノと個人で使う趣味のモノなどが混在していると
取り出したいモノがすぐに見つからなかったり、戻しにくかったりして散らかる原因になります。
・くつろぐスペースで家族共通で必要なモノ(リモコン、爪切りなど)
・趣味や遊びなどで必要なモノ(ゲーム関連、本、手芸用品など)
・家事に必要なモノ(アイロン用品、掃除用品など)
まずは誰が何をするときに使うモノなのかを考えてグループに分けておくだけで家族が探しやすくなります。
くつろぐスペースで使うモノはソファーやこたつの近く、ゲームや遊びのモノは子どもでも出し入れしやすい所など、行動動線に合った場所に収納することで戻しやすい環境を作ることができます。戻しやすい=出しっぱなしにならない、散らかりにくいことになります。
逃げ場所を作る
リビングで使うもの以外は各自の部屋に戻さないと、リビングにはどんどんモノが溜まっていきます。
しかし、忙しくてすぐに戻せない時や一時的にちょっと置いておきたいなどすぐに片付けられないモノがあると、ついテーブルの上や床やテレビ台の上に置きっぱなしになりどうしても雑然としてしまいます。
リビングに家族一人ずつの引き出しをつくったり一時置きのかごを用意して、入れる場所を作るだけで見た目の雑然感を回避できストレスを軽減できます。
かごなどはあくまでも一時置きなので、時間のある時にリセットしましょう。
理想は何も出ていないモデルルームのようなリビングかもしれませんが、実際には家族がくつろいだり作業をしたり趣味を楽しむ大切な場所であり空間です。
何かをすればモノが出るのは当たり前です。出して使った後に、分かりやすい戻せる指定席があることで出しっぱなしにならず、片付けやすくなります。
見た目にも気を付けて、分かりやすく使いやすい収納で快適に過ごせるようにしましょう。
Ohisamaサービス
整理収納アドバイザー
岡谷 麻紀子