ダイニング
視界が開けウッドデッキにもつながるダイニング。木の雰囲気を出して「オシャレな家」を希望された奥様と「和風」を希望されたご主人の意見を妥協することなく両立した
リビング
床は素足で過ごすのが心地いいスギの無垢材。天井は和紙クロスで、現しにした梁が木の温もりと重厚感を漂わせていている。隣家が接近して冬は日差しを遮るため、窓はプライバシーを優先して大きく取らず、採光は吹き抜けを設けて確保。蹴込板のないスケルトン階段が開放感をより高めている
キッチン
友人が多く集まることから、キッチンは一緒に調理ができるアイランド型。前面パネルやバック収納、床などの色を揃えてスタイリッシュに仕上げた
トイレ
壁は居室と色違いの珪藻土。無垢材のカウンターに乗せた陶器製の手洗いボウルも趣がある
洗面
洗面は珪藻土の壁と白のカウンターでシンプルに。上段と下段を裏表で使う造作収納もポイント
子ども部屋
「第二のリビング」を意識して、あえて作りこまず開放的な間取りとした子供部屋。構造体と内装を分けて設計するスケルトン・インフィルにより、暮らし方が変化しても簡単に間取りの変更が可能。窓は安全面を考えて高い位置に設け、吹き抜けに通じているので常に子供たちの存在を感じることができる
安芸珪藻土
全室の壁に使用した「安芸珪藻土」は、大喜のオリジナル商品。焼成牡蠣殻を混ぜることで室内を40%~70%の適正湿度に保つだけでなく、病原性大腸菌O157やレジオネラ菌などへの抗菌機能や、カビ、ダニの発生防止にも効果的。職人と一緒にHさん夫婦も一緒に塗った。
吹き抜け
吹き抜けには幅2,7Mの大きな窓。1階のダイニングや2階の寝室と合わせ、計3カ所に設けて風の通りや採光を確保した
CONCEPT
コンセプト
二女の誕生を機に家づくりを考えるようになったHさん。木の家で陽当たりや風の抜けを意識した家にしたいと思っていたHさんは、「大喜」の建てた「帰楽の家」を知ると、真っ先に相談。土地の形や立地環境、予算や希望の素材など、すべてを考えた上でプランを提案する姿勢に「これなら信頼できる」と、マイホームづくりを依頼。施主と工務店による「共同作業」がスタートした。日照や通風、換気を専用ソフトでシミュレーションしたパッシブデザインを取り入れ、壁は焼成牡蠣殻を混ぜた安芸珪藻土、床はスギの無垢材を使用。快適で健康的に暮らせる住環境を実現し、構造は間取に可変性を持たせたスケルトン・インフィル。Hさんの希望をそのまま具現化した「こだわりの家」が完成した。
CLIENT VOICE
施主様の声
予算内で希望を最大限に取り入れるアイデアを出してきただき、プランも納得できるまで何度も提案してもらったので「一緒に作った」という時間がこみあげてくる家になりました。自然素材の快適さは想像以上。夏は素足で過ごすのが気持ちよく、梅雨の時期もカラットして言うことなしです。
STAFF VOICE
担当スタッフのコメント
DATA
施工データ
タイプ | シンプルモダン |
---|---|
構造 | 木造軸組 |
間取り | 3LDK+フリースペース |
施工会社 | 株式会社大喜 |
施工期間 | 4カ月 |
施工面積 | ~50坪 |
~40坪 |