マイホームへのはじめの1歩 家づくりSTARTBOOK 3
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マイホームへのはじめの1歩 家づくりSTARTBOOK 3

ひろしまの家編集部
2020.10.14

 

 

 

家づくりは人生の大イベントですから、不安もいっぱい。


はじめて家づくりをされる方に、前回に引き続き、家づくりの基礎知識を集めたSTART BOOKをお届けします。

 

 

 

7. 家のプランを考えよう

 

 

 プロ任せにしないで、希望をしっかり伝えよう 

 

 イメージ通りの家を建てるためには、お施主様自らが積極的に設計に参加する姿勢が大事です。もちろん、専門的な部分はプロに任せることになりますが、後々のトラブルを避けるためにも、細かい希望までしっかり伝えましょう。

 

 伝えたいことや質問したいことを事前に紙に書き出して、打ち合わせに臨むことをおすすめします。打ち合わせにはできるだけ家族みんなで参加して、希望がきちんと伝わっているか、伝え忘れていることがないか、確認しながら進めると間違いがありません。また、打ち合わせで決まったことや問題点などは、その場でメモをとるようにしましょう。家づくりではさまざまなことを打ち合わせますから、すべてを覚えているのも大変。メモがあれば、何をどう決めたのか、確認することができます。

 

 

 

 

 建物の配置は、土地や周辺の状況で決まる 


 打ち合わせに際しては、まず土地をパートナーに見てもらいましょう。その上で、建物、庭、駐車場などの位置や向きを決めます。建物の配置は、土地の幅と奥行き、道路の方角、周辺の状況、隣家との間隔などによって決まります。法律や条例による制限もありますから、パートナーによく説明してもらうといいでしょう。

 


 

 

8. 契約〜建築中は冷静に確認しよう

 


 

 契約すると後戻りが難しい慎重に行おう 


 最終図面について問題がなければ、工事請負契約を結ぶことになります。工事に関するトラブルは、契約内容があいまいだったために発生したケースが少なくありません。
 契約書類は「工事請負契約書」「工事請負契約書約款」「実施設計図・仕様書」「見積書」の4種類。ボリュームがあるので面倒ではありますが、必ず全部に目を通し、少しでも不明な点があったら、理解できるまでパートナーに尋ねることが肝心です。

 

 特に注意すべき点は、上にあげた箇所です。契約書類はコピーをもらって、可能であれば熟読しておきましょう。家は大きな買い物なだけに、契約は慎重な態度で臨みたいものです。

 

 

 着工前には必ず建築確認申請を 


 契約の他、着工前に必要となるもう1つの手続きが、建築確認申請です。建築確認とは、これから建てようとしている家が、法令基準に照らして問題がないかどうかを、行政(市や町)がチェックする制度です。

 

 申請は、お施主様に代わって代理人が行うことも認められています。専門的な内容も多く含まれるので、パートナーに任せたほうが無難です。

 

 

 地鎮祭と近隣への挨拶でトラブルのない工事に 


 工事に先立って行うのが地鎮祭です。土地をお祓いし、工事の無事と、そこに住む者の末永い幸せを願う儀式です。地元の神社に依頼するのが一般的ですが、お寺に頼むこともできます。パートナーが手配を代行してくれる場合もあるので、相談してみましょう。費用は5万円程度が目安です。

 

 また、忘れてはならないのが近隣の方々への挨拶です。工事がはじまると大型車両が頻繁に行き来するため、騒音や粉塵で近隣に迷惑をかけることになります。千円程度の手土産を持って、できれば工事責任者にも同行してもらうと、後々の印象が違ってきます。

 

 

 建築中は現場に出向いて進捗状況を確認しよう 


 工事がはじまったら後はパートナーにお任せするのではなく、時々は現場に足を運んで、進捗状況を確認しましょう。確認がてら職人たちにねぎらいの言葉をかければ、仕事に張り合いがでます。昔のように休憩時間のたびにお茶やお菓子を用意する習慣はなくなりましたが、たまに差し入れするのは円滑な人間関係を築くきっかけにもなります。


 もし工事の内容に疑問や意見が生じたら、職人に直接伝えるのではなく、パートナーに相談するようにしましょう。

 

 柱や梁などの骨組みが完成して、屋根を上げる状態になると、上棟式を行います。工事の安全を祈願する儀式で、建前とも呼ばれます。最近では、上棟という工程自体がない工法もあり、上棟式を行わないケースも少なくありません。また宴席や餅投げなどを省略し、簡単な挨拶と工事関係者へのご祝儀だけで済ます場合もあります。パートナーや家族と相談し、決めるといいでしょう。

 

 

 

  

9. 完成!ポイントを押さえて快適生活を送ろう

 

 竣工検査で仕上がりに問題がないか確認を 

 

 家が完成したら、外構を含むすべての仕上がり状態に問題がないかを、下の「竣工検査の注意点」を参考に確認しましょう。パートナーの立ち会いのもと、お施主様自らがチェックします。

 

 竣工検査で不具合があった場合は、それが直されている状態を、お施主様、パートナーの双方が確認してから引き渡しを受けるようにしましょう。また、入居後に不具合が生じた場合、気軽に連絡を取れる体制をつくっておけば、将来のメンテナンス時にも安心です。

 

 

 

 登記を済ませて新居生活のスタート! 

 

 竣工検査とあわせて大事なことに、登記があります。登記をしないと、たとえ代金を支払っても、売主が事情を知らない第三者に二重売却して、先に第三者に登記されてしまうと、所有権が得られなくなります。また、物件を担保にして住宅ローンを借りる際は、物件に抵当権を設定しなければならず、前提条件として物件が自分たちの所有物であることが必要です。

 登記手続きは、パートナーが紹介してくれた司法書士に報酬を払って代理で行ってもらうのが一般的です。

 

 登記が済み権利証を受け取れば、完成した家は名実ともに自分たちのものに! いよいよ新生活のスタートです。近隣への挨拶は早めに行い、良い印象を残したいものです。

 

 

 建築後の税金や無償修理について知っておこう 

 

 家は住んでいるうちに、どうしても経年劣化します。これは仕方がありませんが、大きな不具合が生じた場合はどうしたらいいのでしょうか?

 

 現在ではすべての新築住宅について、引き渡しから10年の間に床の傾きや雨漏りなど重大な欠陥が見つかった場合は、施工会社は無償で修理することが法律で義務付けられています(住宅瑕疵担保責任)。万が一、施工会社が倒産していた場合は、保険会社から保険金が支払われることになっており、それを使って修理ができます。もちろん、このような重大な欠陥のない家づくりをしてもらうことが第一ですが、もしものときに備えて知っておくと、余分な出費を抑えられるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 



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