Top > 住まいのコラム一覧 > ママも子どもも楽しく過ごす!子育てしやすい間取り実例
こんにちは。広島在住、4才と0才の姉弟を子育て中の住宅ライター、hinaです。
子どもの誕生や成長に合わせて家を建てるというパパママは多いのでは?
子育てが楽しくなるかどうかは家の間取り次第!といっても過言ではありません。
「ママがストレスなく笑顔で過ごせて、子どもものびのびと暮らせる」
そんなおうちづくりの参考にしていただきたい、おすすめの間取りの実例とポイントを紹介します。
引用元:しおた工務店(有限会社塩田工務店)>家族みんなが笑顔になる吹き抜けのある家
子育て中ならダンゼン「対面キッチン」が便利です。
家事の手を休めることなく子どもの様子が見えるのは、親子の安心と時短にもつながります。特に子どもが後追いするような時期には、なるべく見える位置で作業していると泣かれるストレスが少ないですよ。赤ちゃんや小さな子どもがキッチンに入れないようにする「ベビーゲート」も対面キッチンなら設置しやすいです。
ただ、対面型にするとキッチンスペースが狭くなってしまうことも。「家族で料理したい」「来客が多い」など広いスペースが必要なお宅には、アイランドキッチンも良いですね。
キッチンをはじめとする水回りは一ヶ所に集めておくのもおすすめ。料理、洗濯、お風呂掃除と家事を同時進行で一気に終わらせることができます。
引用元:株式会社ラーバン>サンゴの漆喰、コットン壁材…健康素材にこだわった3階建てパッシブ・デザインハウス
LDKの一角に、ちょっとした作業ができる「ワークスペース」を作るのもおすすめ!家事の合間に子どもが遊んでいる横で、パソコンや裁縫などの趣味や勉強ができますよ。
ダイニングテーブルで作業をしても良いのですが、育児中は「ちょっと中断」が多いもの。ワークスぺースなら、ごはんの時間になってしまってもいちいち片づけなくて良くて、食事が終わったらすぐ作業の続きに取りかかれます!
子どもが少し大きくなったら、宿題をするスペースにも使えるのも良いですね。今は「リビング学習」が流行っていますが、ほどよく仕切られたワークスペースなら家族の存在は感じつつ集中することができます。
引用元:株式会社 日興ホーム>天窓からの光に満ちた、白くて四角いシンプルを極めた家
朝起きたら、2階から降りて即キッチンへ、というママは多いのでは?
洗濯物を回して朝ごはんを作り、寝室に子どもたちを起こしに…ごはんを食べたら洗濯物を干す…わが家も朝からバタバタです。
そんな朝の忙しい時間をスムーズにしてくれるのが、キッチンと階段のスムーズな導線!
家事は1階と2階を行ったり来たりすることが多いので、なるべくキッチンから階段まで遠回りせずに移動できると、家事や育児が楽ちんです。
断言できるのは、「小さい子どもは意外と子ども部屋では遊ばない」ということ!自分の子どもの頃のことを考えてみても、自室にこもって遊べるようになったのは小学生くらいからだったでしょうか。
子どものおもちゃをおいておくスペースは、LDKの近くに設けるのがおすすめ。目がとどくところで遊んでくれると、親も子どもも安心です。
片づけしやすいようにするか、ちょっと仕切っておもちゃのごちゃごちゃが見えないように工夫すると、ストレスが激減します。
「おかあさん、手が汚れちゃった」
「洗面所で洗っておいで」
「おかあさんも一緒に来てよ〜」
子どもといっしょにリビングと洗面所を行ったり来たり…わが家ではよくある光景です。
キッチンの蛇口は意外と高い場所にあって子どもには届かないので、わざわざリビングを出て、洗面所まで行かなければいけないことも。子育て中にはリビングの近くにちょっと手が洗えるスペースがあると便利かもしれません。
引用元:株式会社住研社【住むりえ】一級建築士事務所>【アースカラーに包まれた家】廿日市市佐方
最近では和室がない家も多くなってきましたが、特に子どもが小さいうちはリビング横の和室が意外と便利です。
わが家では、赤ちゃんのお昼寝スペースとして大活躍!わざわざ寝室に行かなくてもリビングからすぐに様子が見えるので安心です。
他にも、夜泣きがひどいくて家族と寝室を分けたいときや、子どもが病気になって看病が必要なときにも使えますよ。
引用元:株式会社トータテハウジング>車体のボディーカラーをアクセントにした モダンデザインのガレージハウス
子育てをしていると、「おむつをまとめ買いして荷物が大量。しかも子どもが車の中で寝てしまった!」なんて場面も多いもの。
私自身も「この荷物の量!家と駐車場を何回往復しなきゃいけないんだろう…」と車の中でしばらく現実逃避したくなったことが何度もあります。特に雨の日なんかは絶望です。
子育て中は特に、玄関やリビングの掃き出し窓、勝手口などを駐車場からスムーズに移動できるよう設置しましょう。雨に濡れない工夫がされていると、よりストレスなく暮らせます。
育児に家事に仕事に…と、子育て中は人生の中で最も忙しい時期です。
実際に子育てしてみると、子どもがいないときには気がつかなかった「不便」に遭遇することがあります。そんな「不便」も家の間取り次第では、簡単に解決できることも。家事動線の良さは、子育て中だけでなく老後の生活のしやすさにもつながりますよ。
ぜひ「子育てしやすい間取り」を参考に、ストレスなく親も子どもも楽しく笑顔で暮らせる家づくりをしてくださいね。