Top > 住まいのコラム一覧 > 快適に暮らす設計アイデア集 part.1
こんにちは、「ひろしまの家」編集部です。
今回は、広島の住宅会社の「快適に暮らすための設計アイデア」をご紹介します。
注文住宅の魅力は、家族の生活や趣味に合わせて、自由に形を決められることです。
とはいえ、どうすれば理想の暮らしを実現できるのか分からないという方も多いはず。
広島県の住宅会社が実現した技ありの設計アイデアを分かりやすく解説します。
理想とする暮らしを実現するためのヒントを見つけましょう。
開放感とプライバシー確保を同時にかなえたいときは、家に中庭を採用するという選択肢がある。
中庭によって、周囲の環境に左右されることなくプライベート空間が楽しめ、室内に光と風を取り入れることができる。
https://hiroshima-ie.com/tab.php?id=10571#camp
周囲に広がる田園風景をLDK から眺めたいが、外からの視線は遮りたい…。
\技あり!/IDEA
南側に中庭を設けることで光と風を取り込む間取りにし、中庭を囲む壁を一部格子にした。
内部からの眺望を確保すると共に、外部で動く人からは中が見えにくい格子の特性を生かし、プライバシーを守れるつくりに。
大開口の窓を開けると、中庭デッキと LDK がつながり、内外を一体的に利用できる。
写真/トータテハウジング
https://hiroshima-ie.com/tab.php?id=10750#camp
奥行きが深い細長い土地、人の往来が多い道沿いの土地でもプライバシーを保ちつつ外とつながりたい。
\技あり!/IDEA
家の中心に中庭 を設け、「 半室内・半室外」空間を創造。
中庭は洗濯物を干すなど実用的にも活用でき、各部屋に光を取り込む役割も。
また、リビング横にテラスを設けると開放的な空間が実現する。
写真/ゴジョウ
https://hiroshima-ie.com/tab.php?id=10754#camp
外からの視線を気にせずカーテンを開けて過ごしたい。
また 2 世帯を程よい距離感でつなげたい。
\技あり!/IDEA
コの字型の建物で周りからの視線をカット。
中庭側に大きく開口を設けて光を取り込み、開放的な空間に。
また、共有の庭として交流もできる中庭は、子世帯と親世帯を程よくつなげてくれる役割も持つ。
写真/日興ホーム
https://hiroshima-ie.com/tab.php?id=10690#camp
周りを建物に囲まれていて、光と風が入ってこない。
周囲の視線が気になり、庭をつくることが難しい。
\技あり!/IDEA
東側に中庭をつくり、庭に面する部分に大型 FIX 窓やストリップ階段などを設けて、光と風を十分に取り込めるようにした。
中庭によって視界が開け、より広く感じる。
写真/ゴジョウ
https://hiroshima-ie.com/tab.php?id=10754#camp
バーベキューを楽しんだり、庭の木々や空を鑑賞したり、室内外でのびのび過ごせる快適な家にしたい。
\技あり!/IDEA
コの字型に庭を囲 むことで、外部からの視線を気にせずアウトドアを楽しめる。
また、三方から直接、庭へ出ることが可能。
中と外がつながり開放的な暮らしができる。
https://hiroshima-ie.com/tab.php?id=10571#camp
前面道路からの視線を遮り、プライバシーを守りたい。
その一方で、日光は取り込んで明るい室内にしたい。
\技あり!/IDEA
道路と寝室の間に外壁で区切った中庭を配置し、プライバシーを確保。
光を取り入れつつ閉鎖的になりすぎないよう外壁の一部に開口部を設けた。
こじんまりしたスペースも、間取りやデザインによって実際より広く見せることができる。
空間を一体的に使って視界を広げたり、内装のつくり・色合いで開放感や奥行きを感じさせたり。
視覚トリックを最大限に活用しよう。
写真/大之木ダイモ
https://hiroshima-ie.com/tab.php?id=10483#camp
前面道路から奥まった旗竿地なので閉塞感が心配。
周囲の視線を気にせず広々と居心地良く過ごしたい。
\技あり!/IDEA
約 23 帖ある LDK は、床が無垢のナラ、壁がスイス漆喰、天井がスギ板と自然素材に包まれた空間。
素材を生かしてシンプルに仕上げているからこそ、自分たち好みのソファなどのインテリアが映える。
また、LDK が三角でつながるように配置してあり、天井は勾配天井のため開放感がより感じられるリビング空間に。
https://hiroshima-ie.com/tab.php?id=10755#camp
2 世帯の建て替え物件。7 人家族なので物が多い。
隣家が両隣に迫っているため、暗くて風通しも悪い。
\技あり!/IDEA
勾配天井の吹き抜けにトップライトを配置することにより、採光と空間の広がりを確保。
階段手すりを鉄骨階段に合わせて鉄骨にし、奥行きを感じるデザインにした。
無垢の木の面積を多くすることで、鉄骨のシャープな印象を和らげている。
写真/オキタ
https://hiroshima-ie.com/tab.php?id=10528#camp
24 坪の狭小地。
小さなスペースでも広く見せる技を散りばめ、「ちょうどいい」空間で心地良く暮らしたい。
\技あり!/IDEA
玄関に入ってまず目に入るのが、抜けの良い中庭と、空間の仕切りにもなっている玄関ホール。
ひとつながりのシンプルな LDK は、それぞれの境界を緩やかにし、中庭への大きな開口も設けた。
小さい敷地の中で大きく見せる工夫が光る。
写真/マエダハウジング
https://hiroshima-ie.com/tab.php?id=10454#camp
三角形の狭小地。
土地のメリットを生かしつつ、空間を広く感じられる設計をしてほしい。
\技あり!/IDEA
キッチンと LD 側の天井高に 1m の落差を設け、勾配天井によって縦の広がりを強調。
横長のピクチャーウインドを 2 窓とって横の広がりを生み、空間を広く感じさせている。
https://hiroshima-ie.com/tab.php?id=10571#camp
限られた空間をうまく活用して、LDK に読書スペースが欲しい。
本がすぐに読めるような環境にしたい。
\技あり!/IDEA
部屋の変形部分を利用して読書用ベンチを配置。
飾り棚も設置し、意匠上のポイントになるようにデザイン。
読書スペースのおかげで空間に変化と奥行きが出ている。
ダイニングとキッチンに隔たりがあると狭く見える。
隔たりをなくしてしまうと生活感が出てしまう。
\技あり!/IDEA
ヒノキ化粧柱でダイニングとリビングを仕切りながらも広く見せている。
無垢のヒノキを使用したので、香りや質感に加え、暖かみが感じられる。
part.2は、家事動線を考慮した「家事ラク」設計、空間を有効活用するスキップフロアについてです。
お楽しみに~!